学会案内

理事長挨拶

学会の活動とその特徴

組織体制

会則



理事長挨拶

希望する者すべてが参加・交流できる場の提供

浮谷秀一

 昨期に続き今期も理事長を務めさせていただくことになりました東京富士大学の浮谷です。引き続き務めさせていただくことで今まで以上に学会の発展に寄与できればと思っています。よろしくご支援をお願いいたします。
 1992年に「日本性格心理学会」として設立し、2003年に「日本パーソナリティ心理学会」と名称を変更し現在に至っています。設立から20年余の歳月を刻んできました。
 20年を迎えるにあたって、2011年には第20回大会を日本感情心理学会と共催するという試みもしました。また、1998年に刊行された『性格心理学ハンドブック』を全面的に刷新した『パーソナリティ心理学ハンドブック』の刊行もこの時期に重なりました。学会を歴史的にみて一区切りということになるでしょうか。そこで、学会の歴史をきちんとした記録に残すことを目的に「20年史編集委員会」(仮称)を立ち上げ、過去の記録の収集を本格的に始めたところです。会員の皆様で学会の歴史として貴重な資料をお持ちの方がいらっしゃいましたら事務局までご連絡いただければ幸いです。
 現在の会員数は、まもなく900名に達するところまで発展してきました。会員サービスをより充実することを考えると会員数1,000名突破が当面の目標です。本学会は、パーソナリティに興味をもつあらゆる研究者に門戸を開き、多くの皆様をお迎えし幅広い研究活動に寄与すること目指しています。会員の皆様のご存知の方で会員としてふさわしい方がおりましたら是非推薦していただきたくお願いいたします。会員数が増えることは学会の活性化につながります。会員増へのご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
   
2013年1月
日本パーソナリティ心理学会



学会の活動とその特徴

 この会は、パーソナリティ研究に関心をもつ者の集まりです。心理学に携わる者はもちろんの こと、精神医学などの医療に携わる者、文化人類学や民族学や経営学などの社会科学 の領域に携わる者、あるいは教育学や社会福祉学など教育や福祉に携わる者といった 近接領域の研究者や実践家にも門戸が開かれています。また、ひとことでパーソナリティ心理学 と言っても、ある者は発達心理学や教育心理学から眺めますし、ある者は社会心理学 から眺めますし、ある者は臨床心理的に眺めようとするなどさまざまです。まさにこ のようなカオス的な世界こそ、新しい科学の誕生の可能性を秘めています。

(1) 積極的な経常的研究交流

 カオス的な世界だからこそ、会員相互の積極的な経常的研究交流が必要になります。そのために、比較的若い研究者で構成された複数の常置委員会がそれぞれ特色ある活動を展開します。 機関誌編集委員会は、機関誌の編集を行ないます。経常的研究交流委員会は、経常的な研究交流の促進事業や、講習会・講演会の企画、学術書の企画や編集などを行います。 国際交流委員会は,大会に招聘する外国人研究者の候補選定や外国の学会との渉外などを行います。広報委員会は、メールニュース配信やウェブサイト更新といったインターネットを通じての研究交流や学会内外に向けた広報活動を行います。 学会活性化委員会は,優秀大会発表賞など学会や大会を活性化させる様々な企画の立案・実施 を行います 。

(2) 研究交流の場としての年次大会の開催

 年1回開催される年次大会を研究交流 の場として利用できるようにします。従来の「ポスターセッション」の他に、研究仲 間に呼びかけたり、よりよい研究方法を見つけるための「呼びかけセッション」を設 けます。また、データのデータベース化による共同利用のセッションも設けます。も ちろん、講演会、シンポジウム、ワークショップ、ラウンドテーブルなども開催します。

(3) ニューズレターの発行

 研究交流を促進するために、性格研究に関する内外 の情報や、学会や各委員会、あるいは各地の研究会の動きなど、さまざまな情報を掲 載したニューズレターを発行します。もちろん、会員からのご意見や情報も掲載しま す。積極的に活用してください。

(4) 機関誌「パーソナリティ研究」

 機関誌「パーソナリティ研究」は、経常的研究交流の一環として考えています。 論文の要件さえ満たせば、あらゆるタイプの論文を掲載するつもりでいます。もちろん、論文の掲載には編集委員会の審査が必要ですが、従来の審査と違い「peer referee」の立場で、できるだけ速やかにします。そのため、誌上討論コーナーを設けたり、論文としてはまだ末完成だが、データとして掲載する価値のあるものについては、本来的な意味での資料コーナーを設けます(従来ややもすると資料論文は原著論文に劣るという暗黙の評価が見受けられましたが、本学会ではそうではないと考えています)。奮って投稿してください。現在は、年3回の発行となっています。

(5) インターネット運営

 学会のホームページでは会則や入会案内を始め、書評欄や各種の企画を通じて学会内外との研究交流や、研究成果の公開と共有化に努めています。また、インターネット・ライブラリを設置し、教育・研究情報の共有化を進めています。さらに、広く知識や研 究方法を共有するために、機関誌、大会発表論文集を、文部省の学術データベースに、全文登録しています。そのため、近接領域の研究者からの検索が可能となっています。

(6) 学会の運営

学会の運営は総会により承認された理事(理事の互選による理事長、副理事長、常任理事を含む)で審議され、理事会のもとに設けられた委員会が中心となって活動が行なわれます。本会の委員構成の特徴は比較的若手の研究者が多いことです。委員会の活性化のために、任期は原則1年とし、過半数が入れ替わるようにします。また、事務局長を中心に学会事務が遂行されます。



組織体制

役 員(2012年11月より2015年大会の総会日まで)


役 員
理事長 浮谷秀一(東京富士大学)
副理事長 中村 真(江戸川大学)
常任理事
(50音順)
家島明彦(大阪大学)
小塩真司(早稲田大学)
加藤 司(東洋大学)
二宮克美(愛知学院大学)
松田浩平(東北文教大学)
松田英子(江戸川大学)
山崎晴美(日本大学)
 
理事
(50音順)
青柳 肇(早稲田大学)
有光興記(駒澤大学)
坂本 章(お茶の水女子大学)
佐藤達哉(立命館大学)
菅原健介(聖心女子大学)
菅原ますみ(お茶の水女子大学)
内藤まゆみ(高崎経済大学)
藤田主一(日本体育大学)
堀毛一也(東洋大学)
向田久美子(駒沢女子短期大学)
森 津太子(放送大学)
渡邊芳之(帯広畜産大学)
監事 岡田 努(金沢大学) 陶山 智(亜細亜大学)

事務局

事務局
事務局長 加藤 司(東洋大学)
事務局幹事 太幡直也(常磐大学)

各種委員会

本学会には会務執行を支える各種委員会があります。 ※所属はH26.4.1時点のものです

機関誌編集委員会(第21期 2012年度)
委員長 渡邊芳之(帯広畜産大学)
副委員長 川崎直樹(日本女子大学)
常任委員 岡田 努(金沢大学)
戸田弘二(北海道教育大学札幌校)
佐藤 徳(富山大学)
太幡直也(常磐大学)
森津太子(放送大学)
木島伸彦(慶應義塾大学)
尾見康博(山梨大学)
高橋雄介(京都大学)
伊藤君男 (東海学園大学)
岡田 涼 (香川大学)
荒川 歩 (武蔵野美術大学)
友野隆成 (宮城学院女子大学)
勝谷紀子 (青山学院大学)
文野 洋 (文京学院大学)
北村英哉 (関西大学)
友田貴子 (埼玉工業大学)
本田周二 (島根大学)
長谷川晃 (東海学院大学)
委員 赤坂瑠以(お茶の水女子大学)
舛田亮太(久留米大学)
松島公望(東京大学)
杉浦義典(広島大学)
山岡重行(聖徳大学)
澤田匡人(宇都宮大学)
寺島 瞳(和洋女子大学)
清水健司(信州大学)
小堀 修(千葉大学)
高坂康雅 (和光大学)
越中康治 (宮城教育大学)
川島大輔 (中京大学)
谷 伊織 (東海学園大学)
島 義弘 (鹿児島大学)
東海林麗香 (山梨大学)
毛 新華 (神戸学院大学)
目久田純一 (松本短期大学)
天谷祐子 (名古屋市立大学)
永井 智 (立正大学)
武田美亜 (青山学院女子短期大学)
岡田有司 (高千穂大学)
丹野宏昭 (東京福祉大学)
松岡弥玲 (愛知学院大学)
守谷 順 (関西大学)
上出寛子(大阪大学)
桾本知子 (東亜大学)
鈴木公啓 (東京未来大学)
木村文香(江戸川大学)
荒木 剛(東北大学)
 

経常的研究交流委員会
委員長 二宮克美(愛知学院大学)
副委員長 佐藤広英(信州大学)
委員 中谷陽輔(同志社大学)
藤澤 文(鎌倉女子大学)
吉澤寛之(岐阜大学)
畑野 快(京都大学)
原田知佳(名城大学)
永井 智(立正大学)
松下 健(富山大学附属病院)
石井国雄(明治学院大学)
柄本健太郎(東京学芸大学)
小林麻衣(東洋大学)
本田周二(島根大学)
山本ちか(名古屋文理大学短期大学部)

国際交流委員会
委員長 小塩真司(早稲田大学)
委員 高橋雄介(京都大学)
田中麻未(千葉大学)
向田久美子(駒沢女子短期大学)
守谷 順(関西大学)

広報委員会
委員長 家島明彦(大阪大学)
副委員長 浅野良輔(浜松医科大学)
委員 長谷川由加子(上智大学)
薊理津子(聖心女子大学)
梅本貴豊(名古屋大学)
浦田 悠(京都大学)
古村健太郎(筑波大学)
大谷和大(大阪大学)
蔵永 瞳(就実短期大学)
徳永侑子(岡山大学)
渡部麻美(東洋英和女学院大学)
木戸彩恵(立命館大学)
川本哲也(東京大学)
並川 努(新潟大学)

学会活性化委員会
委員長 松田英子(江戸川大学)
副委員長 三保紀裕(京都学園大学)
委員 堀毛一也(東洋大学)
森津太子(放送大学)
内藤まゆみ(高崎経済大学)
中村 真(江戸川大学)
東海林麗香(山梨大学)


学会20年史編纂委員会
委員長 サトウタツヤ(立命館大学)
委員 浮谷秀一(東京富士大学)
藤田主一(日本体育大学)
渡邊芳之(帯広畜産大学)
安藤典明

各種電子化検討小委員会
委員長 松田浩平(東北文教大学)
副委員長 家島明彦(大阪大学)
委員 佐藤恵美(東京富士大学)
佐藤広英(信州大学)
竹内一真(多摩大学)
 



 
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